++ GLASS FOREST
DFF NOVELS
はじめに
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DFFのバッツ受小話中心。
85、105、75、95あたりが多いかと。
時にアダルトな描写もございますのでご了承の上お読み下さい。
→拍手お返事
小話
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思いついた小ネタを徒然と。
約束(85←9)
愛の血管(8←5)
Instant Family(10親子×5)
パンツ事件(589、85前提)
イミテーションに祈りを捧げる(85)
イミテーションに祈りを捧げる・続(85&オールキャラ)
Instant Family 2(10親子×5)
終わって始まる(85&9)
> 小話 > イミテーションに祈りを捧げる・続(85&オールキャラ)
2009/12/04
イミテーションに祈りを捧げる・続(85&オールキャラ)
85は出てこないけど前提。ライトも加わって皆で議論。
スコールとバッツが逃走して間もなく。
入れ替わるようにウォーリア・オブ・ライトが戻ってきた。
「おっ、ライトお帰り〜」
「お帰りなさい」
皆が口々に出迎えの挨拶を口にするも、どことなくぎこちなさが漂っていたが、ライトは他の事に気を取られているようであった。
「ライト?何かあったのか?」
何か考え事をしているかのようなライトの素振りに、逆に皆が気になった。
まさか、例の番いを見てしまったのではと・・。
「皆、やっと謎がとけた」
「な、なにをッスか??」
ライトを除いた一同が息を飲む。
「先ほど、スコールとバッツのイミテーションを見かけたのだが・・・」
「「「「や、やっぱりー!!!」」」
もう隠しようがない、一体ライトがどのような判断を下すのか・・!戦慄が走った。
「昨日のティナとオニオンからの報告・・これでやっと、納得がいった」
しかもティナとオニオンまで!?
頭を抱えてうずくまる者、奇声を発する者、苦笑いの者、軽くパニック状態に陥った。
「やはり子供は実在したのだ!」
「「「「子供ぉぉぉぉぉ?」」」
見当違いのライトの台詞に皆が顔を上げた。
「そういえば、ライト。謎が解けたって・・」
比較的冷静であったセシルが疑問を口にする。
「ああ、昨日ティナとオニオンから幼児を見たという報告を受けた。この世界にいるはずがない、と2人とも目を疑ったらしいのだが。よく観察すると、どうやらイミテーションだったらしい」
「い、イミテ・・・」
皆が新たな話題に興味津々であり耳を傾けていたが、勘の良いジタンだけが何か感じ取ったらしい。
(まさか、な)
そのままライトが話を続ける。
「そしてスコールとバッツのイミテーションの話に戻るのだが。先ほど、この2人が重なっているのを見かけた。どうやら交尾していたようだ。」
「ハッキリ言っちゃったー!!」
「しかもブレないー!!」
「交尾って言い方はどうなんだ!!」
結局は例の番いの話だったのだ。それをライトもしっかりと見てしまったわけである。
皆の突っ込みは気にせず、更にライトは話を続ける。
「あの幼児は、スコールとバッツのイミテーションが生んだのではないだろうか」
「はあぁぁぁぁ?」
あまりにも突拍子のないライトの発言に、皆はもはや固まるしかなかった。ジタンを除いては。
(やはり、そうきたか・・!)
「ティナとオニオンが言うには、その幼児は雰囲気がどことなくバッツに似ていたとか。バッツ似の子供なのだろう」
「で、でもさ。一応イミテーションと言えども男同士なんじゃ・・」
「もはや、この世界に、ましてやイミテーションにそのような概念は通用しないんじゃないだろうか」
ライトとジタンの問答に、やっと金縛りが解けた数人が加わった。
「イミテーションってカオスが作ってんじゃないんスか?」
「子供が生まれるって発想はなかった・・」
「・・しばらく様子を見てみよう。幼児が増えるようだったら、あながちライトの発想も間違ってないのかもしれないな」
「子供、見てみたいな」
すでにセシルは笑顔を取り戻している。いや、元から動揺すらしていなかったのかもしれない。最後まで金縛りが解けなかったのはフリオニールだった。
ジタンに至っては、とりあえずティナとオニオンは交尾真っ最中を見てしまったわけではないんだな、と胸を撫で下ろした。
そして。
逃走していた当事者2人は、そろそろ落ち着いただろうと思い帰路についていたが、更なる喧騒が待ち受けていることを知る由もなかった。
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流石にやりすぎた、反省\(^o^)/オワタ
でも後悔はしていない
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